景観管理活動

静岡県富士宮市朝霧高原の国道139号の道路景観の管理として、草刈、ごみ拾いなどの作業を住民団体や事業者が参加して行っています。

国道139号は、国が管理する直轄道路です。大型のトラックや観光バスも行き交う交通量が多い道路で、「景観管理滑動」は歩道設置箇所で行っています。



統一したコスチュームで歩道と民地の境の草刈をやります。道路(歩道)なので、通行人や飛石防止など安全にも配慮して実施します。

刈った後は、ブロアで歩道面の草を飛ばしてきれいにします。


草が繁茂している所には、ゴミも多く捨てられてしまいます。草刈機を使うだけが作業ではありません。空き缶などを飛ばさないように、草刈の前にゴミを拾います。これが大事です!


作業に先立って、地元の建設会社の方から道具の使い方、安全への配慮の仕方などの講習も行います。作業する人だけでなく、第三者への災害にも気をつけないといけません。


休憩中は、飲みものや手作りの煮物、漬物、おにぎりなどを食べて楽しみながら動しています。きれいになることが目に見えることが満足度を高めます。



作業前と作業後がはっきりと違っています。草が繁茂しているとゴミも多く捨てられます。年間2回ほど草刈ができればきれいな状態が維持できます。

草を刈って足元がきれいになると、思わず写真をとりたくなる富士山・朝霧高原です。富士山の世界遺産にふさわしい風景を官民で維持していくことが大切です。